先日、GYSD委員会が行われ、今年のGYSD2006における活動についての報告と、今後のGYSD2007までの取り組みについての検討がなされました。
GYSD委員会としては、Youth(ユース)の社会へのActionを広げていくためには、何が必要かということについて、委員がずっと議論を重ねてきました。
その結果、たどり着いた結論としては、まずは今、具体的に活動している団体/個人のレベルアップが必要!ということです。現在、活動している人たちが魅力的じゃないと、「すそ野」が広がるなんてことはありえないわけですから。
ぶっちゃけ、今のYouthのボランティア活動や市民活動は自己満足的だよね(多いよね)、という問題意識が委員の中にはありました。それは、自分たちの活動をふり返っての反省でもあったのですが、この何ともいえない「閉塞感」をブレイクスルーしていきたいという想いを共有した上で、いろんな団体/個人の成功例と失敗例を集めて、そこから何かレベルアップ(底上げ?)のための知恵を得ていこうということになりました。
ここでポイントなのが、「失敗例」を重点的に集めるということ。なぜって、成功例はいろんなところで聞いたり、学んだりする機会があるけれど、失敗例はやはり「封印」される傾向があります。
誰かの言葉で、「成功には無限のバリエーションがあるけど、失敗にはいくつかのパターンしかない」というものがあります。じゃあ、いろんな失敗例をカテゴライズして、そのパターンを抽出すれば、それをひっくり返して、成功のためのパターンにすることもできるし、それを知っていれば、クリティカルな失敗は少なくなるんじゃないか。そして、それが全体の底上げにつながる。というのが、趣旨です。
そのデータ収集に関しては、GYSD Marketingのブログで随時アップしていきますので、ぜひご覧下さいませ。